まだ未成年でフィギュア造形の学校に通っていた頃の作品で、立体カードとはかけ離れた作風で、これもゼアルファンの方にとても反響がありました。
「ワイングラスの水にカードを浸すと皇の鍵が出現する様」を表現しました
最初はアストラルフォースのカギがシンメトリーに描かれていたので、これを貼り合わせたら皇の鍵作れるじゃん!と思い、ただそれだけじゃ…とふと考えついたのがこれでした。
なので反対側からみてもちゃんと皇の鍵に見えます。
シャンパングラスのほうが合ってる!と思いながらもカードのサイズ的にね、大きめの口のワイングラスに。
バリアンズフォースみたいに赤い系のほうが合いそうではありますよね
で、これどうやって沈めたかって話ですよね。
効果テキストはそのまま、枠デザインは線に沿って細めに切り沈殿するように_
その他銀色のイラスト部分は三角に細切れにして落ちていくように_
水面上のカードは水に触れた部分から融解していくように_
皇の鍵は、あえて形は作らず”カード”らしさを残して_
模型用の水表現に使われる「モデリングウォーター」という商品(1500円くらい)を三本使っています。
これ硬化時間が一日かかるんですね、五層に分けて流していき、固まってきた頃合いでパーツを配置していきますが、これがうまくいかないんだ。
思い通りに狙った場にとどまってくれないし、放っておいたらどんどん沈んで行っちゃうし、その点はとても苦労したんです、、、
波を表現しようと思ったんですが方法がわからず…ですがグラスを傾けた状態で水が水平になるようにしています。
お金も飛んでいく。美を求めて、おこづかいを溶かしていく。
角度によって色合いが変わったり。
カードにしかない輝きが美しいんです。
カードってすごく綺麗なの。
かんぱーい!!
なんて。柄じゃないけど
「カードを切るのは不愉快だ。でもシャドーボックスなら許せる」
ほ~
やってることって全く同じなのにね。
なるべく絵柄を無視した不愉快な作りにしてみたんだけど、どうでしょうか?
と問いてみたい。
そんな思いも込めて。
ちなみに私は遊戯王ゼアルが一番好きです😉
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